2022年5月5日木曜日

北海道+秋田旅行まとめ(2022GW)

緊急事態宣言も(いちおう)解除されたということで、ゴールデンウィークに計画を立てた旅行に行くことにしました。
いつもの北海道にプラスして、今回は秋田県にも初上陸するプランを組んでみました。


目的


  • 美幌峠と野付半島をドライブする
  • 釧網本線の駅をめぐる
  • 沿岸バスの特急ましけ号に乗る
  • 二十間道路の桜並木を見る
  • 秋田県に初上陸して観光する

旅程


  • 1日目
    羽田空港 -(JAL565)→ 女満別空港
    女満別空港 → 美幌峠 → 中標津 → 野付半島 → 根北峠 → 斜里

  • 2日目
    止別駅 → 浜小清水駅 → 原生花園駅 → 北浜駅 → 網走
    女満別空港 -(北見バス女満別空港線)→ 北見駅
    北見駅 -(JR石北本線特急オホーツク4号)→ 旭川駅

  • 3日目
    旭川駅 -(JR函館本線)→ 深川駅
    深川駅 -(JR留萌本線)→ 留萌駅
    留萌駅前 -(沿岸バス幌延留萌線)→ ゆったりかん入口
    ゆったりかん入口 -(沿岸バス幌延留萌線)→ 花田番屋前
    花田番屋前 -(沿岸バス幌延留萌線)→ 留萌十字街

  • 4日目
    留萌駅前 -(沿岸バス特急ましけ号)→ 札幌駅前ターミナル
    札幌駅 -(JR千歳線)→ 南千歳駅
    南千歳駅 → 二十間道路
    二十間道路 → 南千歳駅
    南千歳駅 -(連絡バス)→ 苫小牧東港

美幌峠と野付半島をドライブする



もともと野付半島をドライブしてみたいというのが今回の旅の発端だったので、中標津空港を起点にしてレンタカーを借りて、あとは路線バスやJRを乗り継いで初日のうちに釧路か標茶まで行ければいいかなと思っていました。
しかし、接続の悪さやその後の旅程などをいろいろ考えるとどうにも時間の使い方がもったいなくなってしまうので、女満別空港を起点に2日間レンタカーを乗り回すことにしました。
その流れで美幌峠や知床峠をドライブできるプランまで組んでいたのですが、少し前にあった観光船の事故によって知床に行きづらくなってしまったので、知床はあきらめることにしました…

で、まず美幌峠は天気にも恵まれて景色がすごくいいところでした!北海道について1時間で優勝してしまいました。
野付半島については、両側が海に挟まれた道をドライブできた点についてはよかったのですが、ずっと曇り空+ネイチャーセンターについたところで雨も少し降ってきてどうにもなりませんでした。
雰囲気はよいところだったので、晴れ+トラクターバスが動いているタイミングで、知床と合わせていつかリベンジしてみたいです。


釧網本線の駅をめぐる



釧網本線の止別駅~北浜駅には喫茶店や道の駅が併設されているので、いつかどこかで各駅を回ってみたいなあと思っていたのですが、今回もろもろの都合が重なって時間ができたので実行することにしました。

行ってみた感想としては、景色がいいというのはもちろんあったのですが、どこも思ったより観光客がいる印象を受けました。
特に浜小清水駅は道の駅だけでなくセイコーマート、モンベルなども併設されていて、かなりにぎわっていました。
一方でJRの存在感はほとんどなく、タイミングよくルパン列車のしれとこ摩周号も来たのですが、私以外に誰も見に来ることはありませんでした…


沿岸バスの特急ましけ号に乗る



利用者減少に伴い毎日運行がなくなってしまい、今のうちに乗らなければ…!という思いから今回の旅程に組み入れました。

天気予報は微妙だったのですが、実際には晴天に恵まれてとてもいい景色を楽しむことができました。
乗車人数は6~7人くらいだったのですが、地元に住んでいる方や帰省先から戻るっぽい方も留萌/増毛にある途中のバス停から乗車されていて、少ないながらもきちんと需要はあるのだなと思いました。

また、前日に沿岸バスを使った観光をして、もともと遠別や初山別の道の駅を回るプランもあったのですが、当日の天気とそのときの体力を鑑みて花田番屋までにしました。遠別や初山別は、今年か来年にはリベンジします。


二十間道路の桜並木を見る



北海道はゴールデンウィークが桜の時期になるので、今回の旅行で絶対に行くと決めていました。

ここがもう、これまで各地を旅行してきた中でトップ3に入るレベルで最高でした。
道中の下道も景色がよいところと市街地がほどよく入れ替わるので飽きずに楽しめたのですが、二十間道路に入ったときに桜並木の景色がきれいすぎて思わず声をあげてしまいました…!

あと、裏道でサラブレッド銀座を通ったのもよかったです。たくさんのサラブレッドといい景色を見ることができました。
途中にあった優駿記念館がご時世で臨時休館中だったので、近くの道の駅とかとあわせていつかリベンジしてゆっくり見て回りたいです。


秋田県に初上陸して観光する



これまで秋田県は未踏の地だったのですが、旅程を組んでいるときに苫小牧からフェリーが出ているということに気づいて、寝ている間に移動して朝起きたら目的地というプランを実現できるこの機会に初上陸しようと思い立ちました。

今回秋田で観光したのは秋田市内だけでしたが、いろいろな資料館を見てまわって秋田の歴史や伝統を知ることができたことはよかったです。
次回訪れるときは、同じく観光したことがない青森県とあわせて数日間旅行するプランを立てて訪れたいです。


旅を終えての感想



今回もいい旅になりました。特に二十間道路が、道中も含めて最高でしたね…!リピート確定です。旅程がうまくかみ合ったことも満足です。
なんだかんだで毎年北海道に旅行してるのですが、こういう感じでまたリベンジ/リピートしたいところが増えていくので、何回行ってもいいんですよね。
秋田/青森の旅行も今回をきっかけにしてみたくなったので、まだまだ旅は続きます。

2022年1月20日木曜日

Hyper-V上にEVE-NGをインストールして、インターネット接続できるようにする

新しい職場で勤務し始めて早2週間、これまで触ったことのないプロダクトを新しく扱うにあたり、ひたすらトレーニングにいそしむ日々です。
その一環で、自宅のサーバにEVE-NGをインストールして、その中でいろいろなインスタンスを稼働させてお勉強してみようと思い立ちました。
(会社の検証回線だけではどうしても柔軟に対応できないこともあるので…)

しかし、自宅にある環境はEVE-NGが公式にサポートしないHyper-V(Windows10 Pro)であり、インスタンスを無事に稼働させて、さらにインターネット接続するためにはいろいろと手を加える必要がありました。
インストールの詳細な手順はググればいろいろ出てくるので、ここではプラスアルファで必要な作業をメインに簡単にまとめてみます。


Hyper-V上にEVE-NGをインストールする


  1. 公式サイトにアクセスし、Free EVE Community EditionのISOファイルをミラーサイトからダウンロードします。
    https://www.eve-ng.net/index.php/download/

  2. Hyper-Vで仮想マシン(以下VM)を新規に作成します。VMの最小要件は以下の通りです。
    • CPU:4コア、Enabled Intel VT-x/EPT virtualization engine
    • RAM:6GB
    • HDD:40GB

  3. 手順1でダウンロードしたISOファイルを、手順2で作成したVMにインストールします。詳細な手順は割愛します。

  4. いったんVMをシャットダウンした後、PowerShellを管理者権限で開いて以下のコマンドを実行し、改めてVMを起動します。
    Set-VMProcessor -VMName "EVE-NG" -ExposeVirtualizationExtensions $True
    ※ 上記の"EVE-NG"のところは、手順2で作成したVMの名前を指定してください。

最初は手順4を実行せずにEVE-NGを動かそうとしていたのですが、EVE-NGの管理画面にアクセスしてLabを作成するところまではできるものの、Labの中で作成したVMがまったく起動しない状態に陥ってしまいました。
手順4を実行せずにEVE-NGを起動しているときのCLIを確認してみると、以下のメッセージが出力されており、これがLabの中で作成したVMを起動できない原因となります。
neither Intel VT-x or AMD-V found

この問題を解決するため、手順4に記載したPowerShellのコマンドを実行することで、VMに対してNested Virtualizationを有効にしています。
今回はEVE-NGをHyper-V上のVMとして構築していますが、VM(EVE-NG)の中でさらにVMを稼働させるにはvCPUも仮想化に対応している必要があり、そのために本手順を行っているというイメージです。

VMに対してNested Virtualizationを有効にすると、起動時に出力されていたneither~のメッセージもなくなり、Labの中で作成したVMも正常に起動できるようになります。


EVE-NGからインターネット接続を許可する



これについては、個人でまとめるよりも以下のサイトを参照してもらうほうがわかりやすいと思うので、URLを紹介しておきます。
https://blog.showipintbri.com/blog/eve-ng-internet-access

埋め込まれている動画を見ながら手順に沿って設定すれば、EVE-NG内部のネットワーク構成なども理解できると思います。


まとめ



ひさびさにこういう作業をやってみましたが、なんとか無事にEVE-NGを運用することができております。自宅の学習用サーバも数年ぶりにまともに活用することができてうれしい限りです。
これからもトレーニングに継続して勤しんで、セキュリティエンジニアとして成長していきたい所存です。