2019年5月8日水曜日

北海道旅行まとめ その2

今回はもろもろの感想と、今後の北海道旅行でしたいことをまとめていきます。


各地方の感想


  • 旭川

    さすが北海道第二の都市ということで、駅の北側はイオンもあるし平和通買物公園もあるしでかなり栄えていました。
    一方南側は忠別川に沿って緑が整備されていて、いい癒しスポットになっていました。
    もう少しいろいろ見れれば面白かったかもしれませんので、また旅行の場所次第で旭川を起点にした時の楽しみにしておきます。

  • 網走

    監獄と流氷を一押ししています。流氷については施設で見ただけでしたが、どちらも実際に見る価値は十分にあると思います。
    よく晴れていたので、天都山からオホーツク海と知床連山をきれいに見渡せたのもとてもよかったです。
    しかし、市の中心部に行けばもう少しいろいろあったらしいですが、網走駅前はさみしかったです。。

  • 釧路

    遊べるようなところはあまり見当たらなかったですが、道東最大の街ということで(駅から少し離れてましたが)歓楽街はありました。
    ただ、有名どころの店はどこも混んでいたので、事前に予約することをお勧めします。
    幣舞橋で夕日は見れなかったですが、釧路湿原で夕日を見てホテルからきれいな夜景と朝日を見ることができましたのはよかったです。

  • 根室

    「返せ!北方領土」と書かれた看板があまりに多すぎて、なんだか雰囲気がすごく独特な感じがしました。
    でも、納沙布岬に行くと歯舞諸島がよく見えて、予想以上の近さに驚きました。
    ご当地グルメもなかなかに独特で、今回はエスカロップをいただいたのですがこれがまたすごくおいしいので、根室のグルメは全国に広まるべきだと思います。

  • 稚内

    バスの時刻を見て予想はしていましたが、予想以上に稚内市街と宗谷岬には距離がありました。
    宗谷岬のモニュメントに写真の行列ができていたことには軽くドン引きましたが、サハリンも見えましたし満足です。
    海鮮のものが特に美味しく、食のすべてにおいて満足しました。…ロシア料理とロシアビールをいただけなかったことだけは心残りです。


交通機関の感想


  • JR釧網本線

    観光客に加えて斜里町や清里町から網走まで通う部活帰りの高校生もかなり乗っており、1両しかない車両は混雑していました。
    途中に阿寒摩周国立公園があるためか、川湯温泉駅や摩周駅で下車される観光客も多かったです。
    標茶より先は釧路湿原を通りますが、ここがとてもよかったです。塘路駅から見た夕日は本当にきれいでした!

  • JR根室本線 花咲線

    上りも下りも乗客は意外と多く、おそらく20人近くは乗っていたように思います。
    ただ、それよりも列車の中から見たエゾシカの数のほうが多く、始発下り列車に乗っていた時に数えたところ別保駅から上尾幌駅の間で30匹見つけました。
    厚岸湾や別寒辺牛湿原、落石海岸など見どころも多いので、一度は乗ってみることをお勧めします。
    また、浜中町にある3つの駅にはルパン三世関連のパネルもあるので、これもまた楽しみのひとつです。

  • 宗谷バス 天北宗谷岬線

    都心部の通勤列車かと思うレベルで、宗谷岬に向かう観光客で稚内市街から宗谷岬の間はかなり混雑していました。長期休暇中だからなのかいつもこれくらいなのか。
    ただ、宗谷岬から鬼志別・浜頓別方面の利用者はかなり少ないように見えました。

  • 沿岸バス 豊富留萌線

    オロロンラインを通る、乗りとおすと4時間かかる日本有数の長大路線バスです。
    当日の利用者は豊富高校や天塩高校の部活帰りの学生の割合が多く、観光客と思われる乗客は数人でした。
    当日は天気がよろしくなかったのですが、遠別から急に晴れて、羽幌までいい天気で海岸線沿いのオロロンラインを楽しむことができました!
    羽幌でお昼を食べて次のバスに乗った時にはまた雨になってしまったのですが、少しだけ見えた晴れ間の下に天売島と焼尻島が映し出された景色はすごく印象的でいい思い出になりました。

  • JR留萌本線

    時間の関係もあったのでしょうが(18:18留萌駅発)、留萌駅からの乗客数は私を含めてわずか2人でした…もう1人もおそらく定期利用者ではなさそうでした。
    ここは並行してバスも走っていますので、存続は正直かなり厳しいですね。。


今後の計画



またどこかいろいろなところに行こうとは思っていますが、北海道では下記の2つを計画しています。
  • オロロンラインリベンジ(羽幌~増毛)

    遠別~羽幌はいい天気でしたが、羽幌~留萌が雨でちょっと残念だったので、今度は天売島、焼尻島、増毛とあわせてリベンジしてみたいです。

  • 支笏洞爺国立公園めぐり

    洞爺湖、登別温泉に行ってみたいです。白老町のアイヌ民族博物館が来年新しくなるので、そのタイミングで一緒に行ければと考えてます。

2019年5月6日月曜日

北海道旅行まとめ その1

今年はゴールデンウィークが10連休になり、普段なかなかできない長期旅行をしてみたい!
ということで、2か月の構想期間を経て北海道を5泊6日でできるだけ遠くまで巡る旅行をしてきました。
しっかりとした感想は別に書くとして、ここでは旅程とそれに関する簡単な感想を書いていきます。

目的


  • 目指せ日本の最北端と最東端
  • オロロンラインを見てみたい
  • その他いろいろ!ありすぎて書けないです


旅程



北海道の地方のほうは電車やバスの本数が少ないので、時間の制約がかなりきついです。そのため、今回は時刻まで詳細に書いておきます。

1日目
羽田空港 11:15 ー(AIRDO ADO083便)→ 12:50 旭川空港
旭川空港 13:20 ー(旭川空港バス)→ 13:55 旭川駅
旭川駅 17:01 ー(JR石北本線 特急大雪3号)→ 20:49 網走駅

2日目
網走駅 8:54 ー(観光施設めぐりバスで観光)→ 14:15 網走駅
網走駅 15:10 ー(JR釧網本線 普通列車)→ 18:46 釧路駅

3日目
釧路駅 5:35 ー(JR根室本線花咲線 快速はなさき)→ 8:00 根室駅
根室駅前ターミナル 8:20 ー(根室交通 納沙布線)→ 9:04 納沙布岬
納沙布岬 9:55 ー(根室交通 納沙布線)→ 10:39 根室駅前ターミナル
根室駅 11:03 ー(JR根室本線花咲線 快速はなさき)→ 11:06 東根室駅
根室駅 13:34 ー(JR根室本線花咲線 普通列車)→ 15:51 釧路駅
釧路駅 16:14 ー(JR石勝本線 特急スーパーおおぞら10号)→ 20:15 札幌駅

4日目
札幌駅 6:56 ー(JR函館本線 特急オホーツク1号)→ 8:32 旭川駅
旭川駅 9:00 ー(JR宗谷本線 特急宗谷)→ 12:34 南稚内駅
潮見5丁目 13:31 ー(宗谷バス 天北宗谷岬線)→ 14:10 宗谷岬
宗谷岬 14:51 ー(宗谷バス 天北宗谷岬線)→ 15:43 稚内駅前ターミナル

5日目
稚内駅 10:27 ー(JR宗谷本線 普通列車)→ 11:16 豊富駅
豊富駅前 11:50 ー(沿岸バス 豊富留萌線)→ 14:15 本社ターミナル
羽幌ターミナル 15:40 ー(沿岸バス 豊富留萌線)→ 17:03 留萌駅前
留萌駅 18:18 ー(JR留萌本線 普通列車)→ 19:14 深川駅
深川駅 19:19 ー(JR函館本線 特急カムイ44号)→ 20:25 札幌駅

6日目
札幌駅→小樽駅→札幌駅→新千歳空港→羽田空港
(この区間はJRの本数も非常に多いので、特に特筆すべき点はないです)



利用したきっぷ



ここでは2つ紹介します。各きっぷの詳細についてはリンク先の公式ページをご参照ください。

  • AIRDOひがし北海道フリーパス

    1日目から5日目まで、JRで最大限利用しました。
    北海道をくまなく旅行するならば、本来は「北海道フリーパス」が最もおすすめできるきっぷです。
    しかし、ゴールデンウィークは北海道フリーパスを利用できませんので、利用制限期間のないAIRDOひがし北海道フリーパスをチョイスしました。
    北海道フリーパスと比べるとフリーエリアや有効期間に制限はありますが、その分お値段も抑えめですし、道東をめぐるならベストな選択肢となります。
    また、PeachやバニラエアでもAIRDO利用時と同様のフリーパスが提供されています。

  • 萌えっ子フリーきっぷ

    5日目の沿岸バス利用時にお世話になりました。
    キャラクターがかわいいだけでなく、実用性にも非常に優れています。
    今回のような長大路線なら、乗り通した際の片道運賃よりも安いです。
    こんなにかわいくてお得なら買うしかないですよね。


旅程についての感想



普通であればフリーパスの有効期間に倣って5日かけて道東、4日かけて道北をめぐったほうがいいと思いますが、今回は5日で道東も道北もめぐるということでスケジュールを詰め込めるだけ詰め込みました。
おかげでかなり体力を使うことになりましたが、見るものは見ることができたのでかなり満足です!

今回の難敵は、天気でした。
実をいうと、当初は4日目に札沼線を札幌から新十津川まで乗り通してから留萌に行ってオロロンラインを北上し、5日目の朝に宗谷岬に行く逆回りルートの予定でした。
しかし5日目の午前中が稚内もオロロンラインも雨であると旅の途中でほぼ確信したので、3日目の夜にルートを組み替えました。
結果として、宗谷岬と遠別~羽幌のオロロンラインをきれいに晴れた状態で見ることができたので、よかったです。

その他の感想は、次回に続きます。