2019年12月15日日曜日

埼京線が相鉄線に直通してりんかい線の通勤がめんどい

11月30日から埼京線が相鉄線に直通するようになり、東京でも相鉄線の青い電車を見かけるようになりました。
りんかい線ユーザとして2週間ほどこの時間の通勤電車に乗ってみて、思ったことを簡単にまとめてみます。


時刻表の変化



今回は、湘南新宿ラインと埼京線が合流するJR池袋駅の7:50~8:40の時刻表をみていきます。
※以下、池袋駅から利用する想定でまとめていきます

7 改正前 51 54 56(新) 59(船)
改正後 51 54 56(新) 59(船)
8 改正前 01 04(新) 06(国) 08 10 13(逗) 15 18 20(平)
22 25 27(船) 29(新) 32 34(小) 36(新) 39
改正後 01(海) 04 06(国) 08 10 13(逗) 15(海) 18 20(平)
22 25 27(船) 29(海) 32 34(小) 36 39

湘南新宿ラインの改正前時刻が少しうろ覚えなところがありますが、池袋駅に電車が来る時間や本数は基本的に変わっていません。しかし何本か行先が変更されています。


新宿行き電車が減って大崎方面に行く電車が増えた



これはとても素晴らしい!渋谷以南に通勤する乗客が新木場行きの電車に集中することが緩和されることが大いに期待できます。
実際に2週間ほどたちましたが、少しは効果あるかなという感じがしています。元がひどすぎるので少しですけど。


りんかい線ユーザにとっては少し不便になっている



JRユーザにとってみればよさげなのですが、りんかい線ユーザとして気になる点が2つあります。
  • 7:54の次にくる新木場行き電車が10分後の8:04になって、りんかい線方面と横須賀線方面のダイヤのバランスが悪くなった
  • 8:15の電車が新木場行きから海老名行きになって、ダイヤ通りであれば9時までに東京テレポート駅に到着できるりんかい線の電車が1本減った

1点目について、今回は湘南新宿ラインの時刻表も混ざっているのでぱっと見わかりづらいかもしれません。
埼玉からの埼京線ユーザから見ると、7:54の新木場行きの後に新宿行きと海老名行きの2本の電車がきて、その後3本続けて新木場行きの電車がくるという形になってます。
これまでは新宿止まりと新木場行きの電車が交互に来ていたのでバランスがよかったのですが…

2点目について、純粋に本数が減るということは即ちそれだけ他の電車に乗客が流れてきて混雑することにつながります。
実際、大崎駅までは少しましになった一方で、りんかい線内の混雑具合が増えたとは感じます。
あと、この割を食ったためか次の8:18の電車が8:36りんかい線大崎発となるのですが、これは明らかにダイヤがおかしい。混雑していなくてもこの区間は16分ぎりぎりになるのに、通勤時間にこのダイヤはないかなと…

あと、これはどちらにも共通することなのですが、今回の改正によって大崎駅ホームでりんかい線の乗客が電車を待つことが多くなりました。
遅れてなくても横須賀線方面の電車が2本続けてくる時間がダイヤの上で複数回できて、その上もともと毎日遅延しているような路線のため次にどこ行きの電車がくるかもわからない状況が多いので、その結果とりあえず大崎までは来たものの後続の電車が来ない…という場面が多くなりました。


まとめ



なんだか全体的に批判的な記事になってしまいましたが…渋谷・恵比寿・大崎に行く電車が増えたのは喜ぶべきかと!
ただ、横須賀線方面まで行く需要は現在の湘南新宿ラインの本数でも十分足りているので、この時間だけでも相鉄線直通の本数や間隔は調整できないのかな…とは思います。今後改善されるといいな。

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