はじめに
いつの間にかOPNsenseもバージョン19.1になっていました。
バージョン16.7のインストール手順についてはだいぶ前に書いてるのですが、少し手順も変わってますし、あと見やすくまとめたいということで、改めてイチから書き直してみました。
ISOファイルのダウンロード
- 下記のページからミラーサイトを選択し、BZ2ファイルをダウンロードします。
https://opnsense.org/download/ - Architecture: amd64
- Select the image type: dvd
- Mirror Location: Taiwan Dept. of CSE, Yuan Ze University
- BZ2ファイルを解凍し、ISOファイルを適当な場所に保存します。
VMware Workstationで仮想マシンを作成
- VMware Workstationを起動して「新規仮想マシンの作成」をクリックします。
- ウィザードにそって仮想マシンを作成します。途中では下記の項目を選択してください。
- 後でOSをインストール
- ゲストOS:その他、バージョン:FreeBSD 64ビット
- ディスク最大サイズ(GB):20.0 (最低8GB)、仮想ディスクを単一ファイルをして格納
- 仮想マシン作成後、作成した仮想マシンを選択し「仮想マシン設定の編集」をクリックします。
- 「ハードウェア」タブにて「メモリ」を選択し、メモリサイズを「1GB」以上に設定します。
- デフォルトの256MBのままだとインストールに失敗します。
- 「追加」ボタンをクリックし、ネットワークアダプタを1つ追加します。
- 「ネットワークアダプタ」の設定を「カスタム(VMnet2)」(0/1/8以外ならなんでもよい)、「ネットワークアダプタ2」の設定を「ブリッジ」または「NAT」に変更します。
- 「ネットワークアダプタ」がLAN側のNIC、「ネットワークアダプタ2」がインターネット側のNICとなります。
- 「CD/DVD(IDE)」にて「ISOイメージファイルを使用する」を選択し、ダウンロードしておいたISOファイルを選択します。
- 「OK」をクリックします。これで仮想マシンの設定は完了です。
仮想マシンにOPNsense19.1をインストール
- 仮想マシンをパワーオンします。
- そのまま時間経過を待って放置しているとCLIのログイン画面が表示されるので、下記の情報でログインします。
- ユーザー名:installer
- パスワード:opnsense
- 青い画面になってインストールが始まります。何か選択する画面になったら何も考えずに「Enter」を押していけば問題なくインストールできます。
- 最後に再起動したらインストール完了です。


GUIから初期設定
- ネットワークアダプタを「カスタム(Vmnet2)」(OPNsenseのLAN側NICと合わせてください)としたクライアント仮想マシン(以下クライアント)を適当に作成します。
- クライアント側のネットワーク設定を行います。192.168.1.0/24のセグメントで適当なIPアドレスを固定してあげれば問題ないです。
- クライアントでブラウザを起動して「https://192.168.1.1/」にアクセスします。
- 下記の情報でOPNsenseにログインします。
- ユーザー名:root
- パスワード:opnsense
- 初期状態だとウィザードが立ち上がるので、インターネットにアクセスできるよう設定を行います。私が行った設定を参考までに記載しておきます。
- プライマリDNSサーバ:8.8.8.8
- NTPサーバ:ntp.jst.mfeed.ad.jp
- タイムゾーン:Asia/Tokyo
- WANインターフェース:DHCP
- 以上で最低限の設定は完了です。あとは遊び倒すだけ!
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