2019年2月10日日曜日

OPNsense19.1をVMware Workstationにインストールする

はじめに


いつの間にかOPNsenseもバージョン19.1になっていました。

バージョン16.7のインストール手順についてはだいぶ前に書いてるのですが、少し手順も変わってますし、あと見やすくまとめたいということで、改めてイチから書き直してみました。


ISOファイルのダウンロード


  1. 下記のページからミラーサイトを選択し、BZ2ファイルをダウンロードします。
    https://opnsense.org/download/
    • Architecture: amd64
    • Select the image type: dvd
    • Mirror Location: Taiwan Dept. of CSE, Yuan Ze University

  2. BZ2ファイルを解凍し、ISOファイルを適当な場所に保存します。

VMware Workstationで仮想マシンを作成


  1. VMware Workstationを起動して「新規仮想マシンの作成」をクリックします。

  2. ウィザードにそって仮想マシンを作成します。途中では下記の項目を選択してください。
    • 後でOSをインストール
    • ゲストOS:その他、バージョン:FreeBSD 64ビット
    • ディスク最大サイズ(GB):20.0 (最低8GB)、仮想ディスクを単一ファイルをして格納

  3. 仮想マシン作成後、作成した仮想マシンを選択し「仮想マシン設定の編集」をクリックします。

  4. 「ハードウェア」タブにて「メモリ」を選択し、メモリサイズを「1GB」以上に設定します。
    • デフォルトの256MBのままだとインストールに失敗します。

  5. 「追加」ボタンをクリックし、ネットワークアダプタを1つ追加します。

  6. 「ネットワークアダプタ」の設定を「カスタム(VMnet2)」(0/1/8以外ならなんでもよい)、「ネットワークアダプタ2」の設定を「ブリッジ」または「NAT」に変更します。
    • 「ネットワークアダプタ」がLAN側のNIC、「ネットワークアダプタ2」がインターネット側のNICとなります。

  7. 「CD/DVD(IDE)」にて「ISOイメージファイルを使用する」を選択し、ダウンロードしておいたISOファイルを選択します。

  8. 「OK」をクリックします。これで仮想マシンの設定は完了です。

仮想マシンにOPNsense19.1をインストール


  1. 仮想マシンをパワーオンします。

  2. そのまま時間経過を待って放置しているとCLIのログイン画面が表示されるので、下記の情報でログインします。
    • ユーザー名:installer
    • パスワード:opnsense


  3. 青い画面になってインストールが始まります。何か選択する画面になったら何も考えずに「Enter」を押していけば問題なくインストールできます。

  4. 最後に再起動したらインストール完了です。


GUIから初期設定


  1. ネットワークアダプタを「カスタム(Vmnet2)」(OPNsenseのLAN側NICと合わせてください)としたクライアント仮想マシン(以下クライアント)を適当に作成します。

  2. クライアント側のネットワーク設定を行います。192.168.1.0/24のセグメントで適当なIPアドレスを固定してあげれば問題ないです。

  3. クライアントでブラウザを起動して「https://192.168.1.1/」にアクセスします。

  4. 下記の情報でOPNsenseにログインします。
    • ユーザー名:root
    • パスワード:opnsense

  5. 初期状態だとウィザードが立ち上がるので、インターネットにアクセスできるよう設定を行います。私が行った設定を参考までに記載しておきます。
    • プライマリDNSサーバ:8.8.8.8
    • NTPサーバ:ntp.jst.mfeed.ad.jp
    • タイムゾーン:Asia/Tokyo
    • WANインターフェース:DHCP

  6. 以上で最低限の設定は完了です。あとは遊び倒すだけ!

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